衣類のQ&A

しみについて

しみが付いたら自分で処理してからクリーニング店に持ち込んだ方がいいの?

ご自身では何もせずクリーニング店に持ち下さい。こすったりするとしみが繊維にしみこんでしまって落ちづらくなったり、衣類を傷めてしまいます。

応急処置として表面の汚れをたたいて軽くとっておく程度にしてください。

飲食店等のおしぼりには塩素系の漂白剤が含まれている場合があり、生地を傷めたり色が抜けてしまう可能性があるので、ご注意ください。

古いしみは落とせるの?

しみは経過時間・しみが付着した生地・付着したしみの種類により除去の可否が決定します。
上記の状況によって、生地を傷めていたり、色が抜けてしまっている場合は、しみを落とすことはできませんが、
色修正という技術を用いれば元の状態のように戻せる場合がございます。
トモエでは色修正まで対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

どれくらい古いしみなら落とすことが出来るの?

しみの種類によります。1年以上前の物でも落ちる場合もあるし昨日ついた物でも落ちない場合があります。しみが付いてしまったら、ご自分で処理する前に出来るだけ早くお持ち下さい。

衣類に泥が付着してしまった場合はどうすればよいの?

界面活性剤入りの洗剤を衣類に染み込ませ、歯ブラシなどで軽くブラッシングした後、洗濯機で洗濯すると概ねきれいに落とせます。

洗浄について

クリーニングから戻ってきた衣類が石油臭いのはなぜ?

ドライクリーニングでは石油系の溶剤を使用しており、乾燥が完了していても厚手の衣類などはクリーニング直後に石油の臭いが残る場合がございます。
クリーニング品受け取り後は、ビニールを外しておくと臭いが解消されます。

衣類にガムが付着した際には、どうすればよいの?

まずは氷等で冷やしてガムを固めて、衣類からへらなどを用いて取り除きます。
残ったしみは中性洗剤でもみ洗いを行った後に、ご家庭で洗えるものであれば洗濯機にて洗濯をすると概ねきれいになります。

ハンドメイドの衣類はどうやって洗えばよいの?

市販されている衣類は一般的に縫製前の生地を水通しといわれる洗濯を行い、予め縮みや色落ちをさせます。

ハンドメイドの元となった生地が水通しされていないと、洗濯時に収縮や色落ちが発生しやすいので、洗濯機に入れずに漬け置き洗いをおすすめします。

ダウンジャケットをふんわりさせるにはどうしたらよいの?

洗濯後にテニスボールと一緒に乾燥機にかけると、羽毛をほぐしながら乾燥するので、ふんわりとした仕上がりになります。
※合皮やプリントされたもの、ファーが付いたものはお避け下さい。

羽毛布団は家で洗うことが出来るの?

シングルであれば7kg、ダブルであれば10kg以上の容量の洗濯機があれば、通常の洗濯と同様に洗うことができます。
乾燥は陰干し後に回転式の乾燥機で、ダウンと同様にテニスボールと一緒に乾燥機にかけると、ふんわりとした仕上がりになります。

ご自宅の乾燥機が縦型の場合や乾燥機をお持ちで無い場合には、コインランドリーの乾燥機を利用すると良いです。
側生地がシルクのものや綿わたの布団は、生地を傷めたりわたが寄ってしまう恐れがあるため、クリーニング店にご相談ください。

脱色や変色してしまった衣類は、元に戻せないの?

脱色や変色は汚れではないため、汚れを落として元通りにすることはできません。
代わりに生地の変色・脱色部分に色を補足することで、元の状態により近づけることが可能な色修正という技術があります。

当社含めてクリーニング店の中でも、まれにそのようなサービスを提供していることがございます。
そのようなお困りごとは是非ご相談ください。

保管方法について

クリーニングから戻ってきた包装ビニールはかけたまま保管して良いの?

包装ビニールはあくまでクリーニング工場からお客様のお手元に渡るまでの、一時的なほこりや汚れ防止のための物です。

通気性が無いので、そのまま保管してしまうとカビ発生などの原因となります。通気性のある不織布の包装であれば、そのまま保管いただいて構いません。

皮革・毛皮品はどうやって保管したらいいの?

皮革・毛皮は虫害、湿気、紫外線に非常に弱いので、以下に注意して保管してください。
・ビニールは被せず風通し良くする

・湿気の少ない場所で保管する

日光・蛍光灯などによる紫外線の当たらない場所で保管する

・衣類同士をくっつけないで保管する

クリーニングに出した後にクローゼットで長期保管していたら、変色してしまった。なぜ?

汗などが時間がたつにつれて酸化して、変色してしまうことが原因の可能性が高いです。

ドライクリーニングしかできないスーツやコートの長期保管前には、汗などの除去が可能な当社でいうオゾンウェットなどの特殊技術を用いた水洗いを行うことで防止することが可能です。

また、蛍光灯の紫外線や防虫剤などが起因となり、変色する場合もございます。

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